地域福祉活動の推進
近隣助け合いネットワーク
「生活に不安を感じる・・・」「困りごとがあって悩んでいる・・・」
そんな方が自治会や地域にいたら、近隣同士で気づき、助け合うことができる仕組みがあれば、「誰でも安心して生活できるまち」になるのではないでしょうか。

近隣助け合いネットワークは、誰でも無理なくできる程度の“ちょっことお手伝い”や“近隣同士のふれあい”を通して、日常生活を見守り、協力しあい助け合っていこうとする近隣の人達による活動のための組織です。
どうして必要なの?
- 核家族化、ひとり暮らし高齢者、高齢者世帯の増加により、家族扶養機能が低下した。
- 生活必需品の充足により、近隣との交流が希薄になった。
- 住み慣れたところで、地域の交流の中で生活するという考え方が広まってきた。
どのような活動をするの?

- 区・自治会の行事や交流会を開催し、近隣同士が“顔の見える関係づくり”を築く。
- 要援護者には積極的に声をかけ、充分に状況を把握する。
- 困りごとを把握したら、区・自治会の役員や民生委員児童委員、福祉推進委員が集まり、解決に向けた話し合いができる体制を作る。
要援護者とは・・・
ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯、障がいのある方、子育て世帯、認知症の方、その他困りごとのある方。
具体的には・・・
- 問題意識を持つ
● 声かけ・・・・・・・顔色、健康状態、悩み事など。
● 見守り・・・・・・・新聞、牛乳、電灯、玄関の扉、雨戸など。
● 安否確認、連絡・・・日常の訪問活動など。
● 思いやり・・・・・・相手の負担(おせっかい)にならないように。
● 緊急時の対応・・・・災害(地震・水害)等緊急時の安否確認、対応。 - 問題を見逃さないため、会合を開き相談をする。
どんな小さな問題も見逃さない。要援護者の立場に立って考える。 - 秘密を守る
個人のプライバシーに関することは口外しない。(信頼関係を保つ要件) - 近隣の協力者を増やす
地区内で、多くの人が福祉意識をもち、暖かく見守り、思いやりを持って接することができるよう呼びかけ、協力者を増やす。
活動の様子

福祉座談会・見守りマップの作成

福祉映画会
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