2007年09月10日

義父といつまでも

 先日、テレビで、50代の息子と70代の父親がキャッチボールをしている姿をみた。
そこには、野球をしているというより、むしろ会話をしているかのようにもみえました。
その時の息子の目には、父親がみえないくらい涙でいっぱいでした。子どもの頃、父親とよくキャッチボールをしたことを思い出し、懐かしくそして父を愛おしく思い涙があふれたとのことでした。父親は、認知症。

 私も嫁いで28年。義理の父といつもだいたい平日は2人で夕食。義父は83歳、耳がとおく、足もだいぶ弱ってきて、認知症も少しづつ・・・そんな義父が、夕方私が回覧板を隣に届けに行くと言うと、「あそこには、大きな犬がいるから気をつけよよー。」と弱々しい声で心配そうに私に言ったとき、私の目には、あの息子さんのように涙でいっぱいになっていました。

 いつの年になっても義父は、私たちを心配してくれて世話をやいてくれます。
「ありがとうお父さん!いつも心配かけてごめんなさいー。」と心で感謝。

2007年09月10日 16:50