外見より中身ですなぁ

　先日、伊勢志摩方面へ旅行に行きました。
　
　ちょうど、梅雨の晴れ間にあたることができたのですが、逆に暑い・・・
伊勢神宮へお参りに行ったのですが、行き交う人のほとんどが、タオルで汗を拭いながら歩いているくらいでした。
　
　そんな中、私も例外なく、片手にタオル、片手に冷たい飲み物を持ちながら移動。
　
　おかげ横丁を歩いても暑いし、人多いし、食い倒れるし（おっと、これは自分のさじ加減）三重苦で疲れたこともあり、早めに宿に向かいました。
　

　ホテルではなく、旅館に泊まったのですが、見た目はなかなか年季の入った建物（笑）
中はロビーというには少し狭いですが、カウンターには誰もいない。奥に向かって「すみませーん」と声を掛けても応答なし・・・

　外観のこともあり、また、疲れていることもあり、少し不安な気持ちになって待っていると、しばらくして、廊下の奥から「はーい」と返事がありました。
　ここからは暑さと疲れと不安な気持ちを見事にひっくり返され、おつりが来るくらいのおもてなしでした。おいしいうえに品数も量もたくさんの料理、隅々まできれいで清潔感あふれるお部屋や浴場、女将さんをはじめ従業員の方々の対応や気遣いなど大満足の旅館でした。帰りも私の車が見えなくなるまで手を振りお見送り。純粋に「また来たい」と思わせてくれました。

　その地域にはたくさんの旅館やホテルがあり、厳しい客とり合戦の中潰れる宿もある中で、この旅館が長い間しっかりと営業されているのは見た目ではなく、中身で勝負しているからだと感じました。
　
　また、どの業界でもそうなのかもしれませんが、会社や組織の本当の価値は「外見より中身」であると再確認させてもらいました。

　と同時に自分も社会に出て１５年。見た目はボロボロ（笑）でも中身で勝負できるような人間でありたいと切実に思いました。あっ、もちろん公私ともに（笑）

2015年07月15日 13:08