2007年05月14日

亡き母を思い出して・・・

 先日、義理の母の7回忌を終えました。生前は母とはよく喧嘩したものです。まあ、よく聞く嫁姑の戦いですね。 
 ちょうど6年前の5月の連休、糖尿病だった母は週3日透析に通い、いつもぐったりして帰ってきます。 連休の真っ最中に足を痛がりいつもの透析に通う病院に電話をかけてもつながらず、病院まで行っても先生は不在、渋々大きな病院へ救急で行きましたが、透析をしているというもあり痛み止めのみで連休が終わるのを待ちいつもの病院に行きましたが、手に負えず結局救急でかかった病院に紹介状を書いてもらい移ることになりました。
 なぜか右足の中指をケガをしていることがわかりそこからバイ菌が入り、右足切断ということになってしまいました。

ショックでした。どうして!?休みがなくてもっと早く病院に行って診察を受けていればこんな事にならなくてすんだのに・・・という悔しさが込み上げてきました。

 母は、とても我慢強い人でした。入院する朝、私に「この足が治ったら毎日食事の手伝いするからね。」と言ったとき、私は、目頭が熱くなり、涙をこらえ「早くよくなるといいね」と言うのがやっとでした。

 母のその言葉を聞いたとき、今までの母への思いが嘘のようにすーと消えてゆきました。そして母は手術に耐えることなくもう戻っては来ませんでした。

 お母さん、私にいろいろ教えてくれてありがとう!
みなさん、先日母の日でしたが、お母さんに逢いましたか?逢えなかった人は手紙でも書いてみてはどうですか?
 

2007年05月14日 16:42