2016年05月31日

講演会へ参加して・・・

先日、「ネット社会の現状と親子の対策」というテーマの講演会に参加させていただきました。


講師より高校生以下のインターネットやSNSが関連した事件の紹介や海津市内の小中学生の

インターネットに関する悩みや困り事の現状の報告とその対策についてお話しがありました。
 
小学生や中学生のうちで携帯電話やスマートフォンを持っているという児童・生徒は学年が

上がるごとに増えていき、小学6年生では半分が中学生になると7割になるという結果に驚きました。

ある程度利用制限をかける事ができるとはいえ、判断能力の未熟な子どもに「インターネットや

SNSのように気軽に個人情報が発信できたり、顔の見えない不特定多数の人とやりとりが

できたりしてしまうツール」に繋がる可能性があると思うと安易に持たせることは危険だと感じました。


  子どもの好奇心が大人の想像をはるかに超えることがしばしばあります。

 
保護者が「すべて危険だ」と判断し、閉鎖的になってしまうと子どもの成長を阻害してしまったり、

学校の友達がやっている事や話していることについていけずに、仲間外れやいじめに遭ってしまう

可能性は否定できません。

 ある程度の自由があり、危険に晒さないようにするにはどうしたらいいでしょう。

それぞれの家庭環境や保護者の考え、学校の対策、子どもの性格などは多様なので

「これが完璧な対策だ!」という対処方法はないでしょう。

しかし、今回の講演会の講師が、「日ごろから『事前に子どもが保護者に相談する関係作り』が

大切ですよ」と話ししていることが一番の対応だと感じました。

これから生まれてくる子どもたちはインターネットで調べものをするのが当然で、SNSで自分の

情報を発信することが日常であることが当たり前となります。そんな中、今一度家族の中で顔を

合わせ、膝と膝を突き合わせながらなんでも話せる関係作りが求められているような気がしました。

 これを機会に我が家でも確認したいと思います。

2016年05月31日 17:06